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歴代会長ご紹介>
会長挨拶 
  日本医用歯科機器学会

 会長 橋 英和

 (東京医科歯科大学)
 

 この度、米山隆之会長の後を受け、日本医用歯科機器学会第6代目の会長に就任いたしました。学会役員の先生方をはじめ、会員の皆様と力を合わせて本会の発展に尽くす所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 本学会の起源は
1990年に設立されました日本歯科道具研究会で、歯科医療に使用される様々な機械・器具の機能を改善することを目的としています。その特色として、臨床家、工学研究者、歯科技工士、歯科衛生士、歯科器材メーカーなど広い領域から歯科関係者が一堂に会し、臨床に直結するアイディアを出し合うことが挙げられます。歯科医療では、様々な機械・器具や材料を駆使して患者さんに安全・安心な治療を実施しますので、性能の良い機械や材料だけでなく、これらを正確かつ効果的に扱う必要があります。そこには、より安全に、より効率的に使うためのヒントが満ち溢れています。これまでにも、本学会から多くの素晴らしい機械・器具が実用化されるとともに、日常臨床に有用な情報が次々に発信されています。
 超高齢社会のニーズに合わせた医療改革が進む中で、より安全で高度な歯科医療を患者さんに提供するためには、新しい材料・機器と技術の研究開発を推進することがますます重要になっています。そのような状況で、本会の設立趣旨は現在さらに重要性を増していると言えるでしょう。歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、企業関係者の方々が「ちょっとしたアイデア」を気軽に発表できる場として、また、安全・安心な歯科医療を実現するために討議する場として、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 会員の皆様方の温かいご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

  
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