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      |  |  |  | 歯機器誌 JJDent Equip No.10 2004 (平成17年3月) 目次 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | 
    
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            |  | 日本医用歯科機器学会が日本デンタルショーに展示参加して思うこと |  
            |  | 第14回研究発表大会を終えて |  
            |  | 第14回研究発表大会受賞リスト |  
            | 寄稿論文 | 改正薬事法の施行内容について |  
            | 総説 | 見えない審美!口臭測定器を評価する |  
            | 特集T 
 | 歯科レーザー溶接の臨床 |  
            | 特集U | 当社におけるレーザ熔接の10年 |  |  | 
    
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      |  |  | *一般論文(冒頭)* |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | 
    
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            | 1 | 超音波振動装置の多目的使用に関する研究−試作スチールバータイプチップの切削性と臨床使用について− |  
            | 日本大学歯学部保存学教室歯内療法学講座 日本大学歯学部総合歯学研究所高度先端医療研究部門 明石俊和
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            | はじめに カリオロジーの発展とともにミニマルインターベーション(MI)の考えが定着し、保存修復法が従
 来のブラック窩洞形成法から最小限の歯質切削・切除法への治療法が主流となった。とくに高速
 回転切削器具による歯質切削は本来、歯質を効率よく切削するための器具であるため最小の侵
 襲で済ませるMI窩洞形成法の臨床に苦慮するところである。
 また、高速回転とトルクを維持するためにヘッド部の形態は大きくなり、臼歯部遠心側、コンタクト
 直下などの部位や小児における修復処置などの操作は困難であるとともに口腔内軟組織を損傷
 させる非常に危険性がともなっている器具でもある。
 従来より、う蝕象牙質の除去には各種形態のスプーンエキスカベーターが使用されている。しか
 し、う蝕象牙質をスプーンエキスカベーターで除去することは操作性と効率性がいいとはいえず、
 歯科用タービン等の回転切削装置を併用し診療を行っている。
 歯質切削を最小限にするMIに基づくう蝕象牙質の除去においてもスプーンエキスカベーターによ
 る操作性が困難なこともあり、やむを得ず歯科用タービンでで健康歯質を除去し、修復処置を行
 っているのが現状である。
 そこで、歯科用タービンとスプーンエキスカベーターに換わる器具として超音波振動装置に試作
 スチールバータイプチップを装着した、う蝕象牙質の除去法を考案し、う蝕除去効果を検討すると
 ともに臨床例を報告する。(続く)
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            | 2 | 画像処理技術を利用したパノラマレントゲン装置の位置づけナビゲーションシステム |  
            | 株式会社吉田製作所テクニカルセンター 友江剛、竹本照美 |  
            | 【緒言】 パノラマレントゲン装置の画質に影響を与える因子として線量や位置づけなどがある。
 線量に関しては自動線量制御やデジタル化といった技術によって、より適切な画像コントラスト
 が得られるように改善されてきた。
 しかしながら、位置づけに関しては術者の熟練度に頼っている部分が多い。また、術者と患者の
 身長さによる視点のバラツキも位置づけの誤差要因となっていると考えられる。
 近年、自動車関連、産業用検査装置、バイオメトリクスなどの分野への応用が進む画像認識技
 術を組み合わせたカメラ画像による位置づけシステムを開発したので報告する。(続く)
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            | 3 | 凹面形態を有する歯科用バー |  
            | 新神戸歯科 藤井佳朗 |  
            | 【緒言】 咬合が全身に対して密接に関連していることは周知の事実であるが、咬合を考えるにあたって下
 顎位や下顎運動への考慮は欠かすことのできない要素である。咬合といえば上下の歯牙や補綴
 物の接触状態つまり閉口運動の最終顎位を思い浮かべることが多いが、、生体において上下顎の
 歯牙が接触している時間はわずかであり大部分の時間は下顎安静位呼ばれる上下顎が接触して
 いない顎位を呈している。したがって咬頭嵌合位や中心咬合位といった閉口運動の最終顎位のみ
 ならず、上下顎歯牙の接触していない状態の全身への影響も考慮しなければならない。この場合、
 上下顎歯牙の接触はないので、歯牙や補綴物の全身への影響は、舌や頬粘膜への刺激を考慮
 することになる。舌や頬粘膜への刺激は、歯牙や補綴物の頬舌面形態の修正、調整は全身を考慮
 した歯科治療を遂行するに当たって必須行為となる。歯牙や補綴物の頬舌面形態の修正、調整に
 おいて、従来の平坦あるいは凸面形態を有するバーを使用した場合、歯牙頬舌側面形態が凸面形
 態なので表面が凸凹になる。そこで、その影響を最小限度に抑制すべく凹面形態を有するバーを考
 案した。(続く)
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            | 4 | インプラント埋入とGBRのための各種インスツルメントの開発について |  
            | オクデラインプラントセンター 奥寺元 |  
            | はじめに 歯科インプラントの意義から普及が著しい。しかし、多種多様の手術や器材等が存在している。その
 難易度からそれが普及の妨げになっている。そこで、インプラントの各処置を簡便でより効果的な方
 法と器具の開発が必要と考えて発表し、以前から報告して来た。今回、それらを系統だってまとめた
 ので、発表します。
 インプラントの埋入においては、Fig.1のような骨の吸収度の分類にあわせて各種の方法が検討され
 て、各分類によって従来不可能であったインプラント埋入が可能となった。図は骨吸収を分類し、そ
 の分類に従い各種方法を0〜5まで分けて各テクニックを表している。(オクデラ式GBR分類法)
 (続く)
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            | 5 | 顔貌野水平を記録し伝達する器具の開発『Sレベライザー』 歯冠排列に不可欠な水平基準線を歯列模型に再現する |  
            | D.R.C 古川勝巳 テクノステップ 小林和真 |  
            | 【はじめに】 昨今の歯科を取り巻く情勢は特に経済面で厳しさを増していると思われる。一方、技術的な面にお
 いては、歯科医師から歯科技工士に対する要求が高度化し、技工物の製作には従前にも増して多
 くの口腔内外の情報が必要となっている。
 そのような状況において、一般臨床の現場では、再製作が日常的に発生しており、対策に追われる
 毎日である。再製作物の多くは、歯科技工士の責任による不良品として評価され、経済的な負担に
 なる。
 このような不良品は、種々あり発生原因も様々であるが、ここでは前歯部排列の不良に注目し、歯
 軸決定が審美性に及ぼす影響について考察した。その結果、歯科医師と歯科技工士双方に改善す
 べき点を見出した。
 1.歯科医師は、顔豹の水平基準線(前頭面観)に関する情報を提供すること。
 2.歯科技工士はあいまいな基準点を頼りに勘で作業模型を作るのではなく、口腔内外の情報を採
 り入れた、より精度の高い作業模型を製作すること。
 この2点に有効な補助器具「Sレベライザー」を開発した。(続く)
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            | 6 | 歯冠形成時の吸引と牽引の問題部位と新しいバキュームチップの試作 |  
            | 東京都開業 東海林芳郎、東海林弘子、矢本郁子 |  
            | はじめに 通常の歯冠形成において、バキュームチップは横断形態が円形の管をある角度に曲げを与え、その
 先端にゴム製のチップをつけて使用されている。口腔内を上下顎前歯部と左右の臼歯部に6分割し
 たときに、水平位診療で歯冠形成するときの注水の吸引と軟組織の牽引で問題になる部位が上顎左
 側頬側部(図1)と下顎右側舌側部(図2)である。この部位で共通に使用できる新しいバキュー
 ムチップを試作した。(続く)
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            | 7 | 技工用ハンドインスツルメントの改良−使用感および疲労感に関するアンケート結果(中間集計)について− |  
            | 1)日本大学歯学部附属歯科技工専門学校 2)日本大学歯学部歯科理工学講座 3)日本大学歯学部総合歯学研究所生体工学部門 4)日本大学歯学部保存学教室修復学講座
 1)坂口節子 林純子1)林純子 2,3)廣瀬英晴 2,3)西山實 1,3,4)黒田隆
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            | 緒言 歯科技工用ハンドインスツルメントは、刃体部の形態が異なるいろいろな種類が市販されている。こ
 れらのハンドインスツルメントは、把持部の太さが細いことから、精巧な作業が求められる技工では、
 疲労感および作業効率の低下を訴える意見が多い。そこで今回、ハンドインスツルメントを使用時の
 疲労感の軽減および作業効率の向上を目的として改良を行った。具体的には、柄部の把持部の太
 さを四半ハンドインスツルメントより大きくした。また、ハンドインスツルメント刃体部と柄部をネジによ
 り固定し、種々の刃体を交換出来る多目的方式として、試作ハンドインスツルメントを製作した。
 これらの試作品を用い、疲労感および作業効率等の使用感についてアンケート調査を行い、中間集
 計結果に基づき検討した。(続く)
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            | 8 | ユニットの器械・器具および印象用オゾン水殺菌器の開発 |  
            | 明海大学歯学部材料学講座 新井浩一 |  
            | 【緒言】 低濃度オゾンを利用する方法を考え、オゾン水としてシリカゲルオゾン吸蔵材、多孔質テフロン管を
 用いたオゾン吸蔵容器、多孔質ガラスオゾン吸蔵体、オゾン水作製水道用カートリッジ、水道蛇口取
 付型オゾン滅菌器の開発などについて行ってきている。
 市販のオゾン水製造装置は、放電または電気分解方式のもので、大型で原料に酸素または塩類が
 必要であるため、高価でランニングコストもかかる。しかも、気体オゾンをバブリングしてオゾン水を作
 ろうとしても水中にオゾンはほとんど溶存しなく、多量の気体オゾンを放出してしまう。
 そこで、本研究では、院内感染予防のためのオゾン殺菌システム(図1)を開発する目的で、2種のユ
 ニットの器械・器具用オゾン水殺菌器と1種の小型印象用オゾン水殺菌器の計3種を施策して検討を
 行ったので、報告する。(続く)
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            | 9 | 模型および器具用気体オゾン殺菌器の開発 |  
            | 明海大学歯学部材料学講座 新井浩一 |  
            | 【緒言】 低濃度オゾンを利用する方法を考え、アルゴン・水銀の管長40mmの超小型冷陰極真空紫外線放電
 管(185nm波長、紫外線ランプ)とインバータを用いて、気体オゾンとして、薫蒸式オゾン発生器、循
 環式オゾン空気清浄器およびオゾン貯蔵運搬用ボンベの開発を行ってきている。
 B型肝炎、C型肝炎あるいはAIDSの有病患者も歯科治療に来られる。その場合、印象採得後、印象
 の殺菌が完全に行えなければ、模型で殺菌するしかないのが現状である。
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